人を頼る力:自立と協力のバランスを理解する

Communication

皆さんは人を頼りに生活していますか?

よく「私は誰の力も借りずに生きていける」という方を目にします。

とても責任感が強く自立していて素晴らしい方です。

ただ、時と場合によっては人を頼った方が良い状況があります。

今回はそんな場面や人を頼ること、人に頼る力について考えていきます。

  • 人を頼るのが苦手
  • どうやって頼ればいいかわからない
  • 一人で生きていける

など心当たりがあるという方は是非ご覧ください。

読み終わる頃には新しい発見があり、人を頼ることが

  • 悪いことではない
  • 人生が少し楽になる
  • 難しいことではない

と分かるはずです!

人を頼る

この言葉を聞いてどのようなことを考えるでしょうか。

  • 悪いことではないけど、相手にしてみたら迷惑に感じられる
  • 自分一人で対応・解決できるので、頼る必要がない
  • 人に頼ることは甘えている様で、自立できていない

など考える方もいるでしょう。

特に

甘えることが簡単にできる甘え上手

な方は人を頼る力が備わっているといえます。

しかし、頼っても相手が応えてくれるかは別の話です。

相手が応じてくれるかには、自身にそれなりの能力が必要です。

それについては別の記事で紹介しています。

一人の限界

何でも自分でできる方は素晴らしいです。

しかし全てを一人でやるには限界があります

例えばチームスポーツは一人ではできません。

また家事をするのも、仕事をしながらであればとても大変です。

何でも効率的に作業できても、その負担は時間を重ねるにつれ顕著に現れてきます。

一人で抱え込むばかり、仕事が遅れ迷惑を掛ける可能性さえあります。

  1. プロジェクトを任されるが業務量が多い
  2. 残業を何日も遅くまでやれば、期日までに間に合う
  3. 直前になって過労で体調を崩す
  4. 責任者不在のプロジェクトは立ち行かなくなり、白紙の状態に
  5. 努力は認められたものの、取引先に迷惑をかけ社内での信用を失ってしまう

こんな結末になりかねません。

今まで一人で何とかなっていたのは幸運だったのかもしれません。

あのマンガの主人公

皆さんはワ〇ピース(〇NE PIECE)をご存知でしょうか?

その主人公であるル〇ィは戦うこと以外何もできません。

剣は使えない、航海術も持っていない、狙撃も下手、料理は一度も成功しません。

そんな彼は何もできないことを豪語して、

仲間がいなければ生きていけない自信がある!

と宣言しています。

そんな姿に心惹かれる方も多いのではないでしょうか?

頼るのは悪いことではない

人に頼ったりお願いしたりしてばかりいると罪悪感が芽生えます。

その発想は自然です。

お願いすると

  • 嫌な顔をされる
  • 愚痴を言われる
  • 忙しいと断られる

など様々なことが発生します。

しかし、それは頼む相手やタイミングが間違っている場合に起こります。

コミュニケーションがしっかりと取れている相手であれば、そのような反応はされない

ので日頃の関係性を重視しましょう。

頼られるということ

人間という生き物は「幸せ」を感じます。

この「幸せ」は個人によって感じ方や対象が大きく異なります。

しかし、最近の研究で

人は自身を喜ばせるよりも相手(人)を喜ばせる方が幸せを感じる

と結果が出ています。

つまり、しっかりと関係性ができていてタイミングさえ悪くなければ、頼られることは嬉しいと感じる可能性が高くなります。

  • 孫の喜ぶ顔が見たい
  • 彼女を喜ばせたい
  • サプライズで驚かせたい

こんな想いに普段から触れている私たちには納得の結果ではないでしょうか。

人の力が必要なとき

  1. 一人には限界がある
  2. 頼っても良い
  3. 人は頼られると嬉しいと感じる

ことを理解した上で、具体的に「人に頼る=人の力が必要」なのはどんな時でしょうか。

このタイミングを考えていけば、自分でやる時と頼る時を明確に区別することができます。

忙しい

忙しい時は人を頼るべきです。

私たちが普段から関わっている「職場」もその一例です。

社長がとても忙しいから、社員が代わりに働いています。

社長の場合はその対価として賃金を払っていますが、基本的な考え方は変わりません。

忙しい状況で人を頼れなければ、迷惑をかける可能性もあります。

先ほども述べましたが、一人でやるには限界があります。

そのことを肝に銘じておきましょう。

自分でやるより早い

私たちには

  • 得意
  • 不得意

が存在します。

自分でやるよりもお願いした方が早い場合は、人の力に頼るべきです。

わかりやすい例がPCなどのWeb関係です。

年を重ねるほど、新しい知識を身に付けていくには苦労します。

そんな時に子どもや孫に教えてもらう、代わりに手続きしてもらうことは悪いことではありません。

10代の娘が10分でできるものを、おばあちゃんが1時間以上かけてできないことはよくあります。

不得意なことは人に頼って、得意なことで貢献していきましょう

楽をしたい

職場などではいけませんが、夫婦共働きの現代では一般的な考え方になりつつあります。

  • 料理
  • 掃除
  • 子ども・ペットの世話

など、最近ではこれらのサービスが当たり前になってきています。

当然対価としてお金を支払いますが、生活に余裕ができとても良いサービスです。

お金で解決するなんて…

と思う方もいますが、時間をお金で買っていると思えば安いと思えるかもしれません。

あくまでも対価として何かを支払う場合は認められますが、自分が楽をしたいからといって何かを押し付けることは頼ることではありません。

それは相手の優しさに「甘えている」だけです。

その線引きは、頼る側も頼られる側も明確にしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「人を頼る」というテーマで一人の限界や頼るべきタイミングについて解説しました。

色々と述べましたが、最も大切なことは助けてといえる「素直さ」なのかもしれません。

カッコつけずに「忙しいから手伝って欲しい」といえる素直さがあれば、力を貸してくれるのではないでしょうか?

その後、お礼にお菓子やコーヒーをご馳走すると尚良いでしょう。笑

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