優先順位の付け方【優先すべき事項とその判断基準】

Communication

あなたは何かをやる際にどんなことを意識していますか?

  • やりたい事
  • 急ぎの事
  • 毎日のルーティン作業

私達は意識していなくても、優先順位を付けて行動しています

何を優先するかによって、あなたの人生は変わってきます。

今回はそんな優先順位について解説していきます。

優先すべきことがあるのに後回しにしてしまっている方は特に必見です!

優先順位

まずは言葉の意味を見直します。

優先とは「他よりも先にすること」であり、順位とは「順番をつけた位置」を指します。

つまり、優先順位とは

他よりも何をするべきか決めた順番

ということです。

優先順位を決めるには

やるべき事の順番を決めるのに必要な指標は、

  • 重要度
  • 緊急度

です。

重要度

何かをするとき、その物事がどれだけ重要なのかを考えます。

そうすることで何を優先すべきかがわかりやすくなります。

例えば、会社の同僚と食事に行くとします。

それはAさんにとって、その場が楽しくストレス解消にもなるので重要です。

しかしBさんにとっては、いつも同じ話しをして騒ぐだけで重要とは思っていません。

この様に同じ事象に対しても個人によって重要度は大きく異なってきます。

他にも

  • 仕事
  • プライベート
  • 家族

何が自分にとって重要なのかを考えることで、優先順位が変わってきます

緊急度

もう一つの指標が緊急度です。

これは急ぎのことであれば優先順位が高くなり、急ぎでなければ順位が低くなります。

例として、

  • 子どもが熱を出して仕事を休まなければならない
  • 締切が明日までの仕事を上司から頼まれた
  • 急に呼び出されたのでタクシーを使った

これらの行動は全て緊急性が高く、優先順位が高くなったものです。

反対に緊急性がないものは優先順位が低くなります。

このように優先順位を決めるには重要度と緊急度が密接に関わってきます

マトリックス(表)

重要度と緊急度をまとめたのが、こちらの表です。

これは重要度と緊急度の高い低いを表しています。

非常に有名な表なので見たことがある方も多いのではないでしょうか。

A:重要かつ緊急

B:緊急ではないが重要

C:重要ではないが緊急

D:重要でも緊急でもない

の4つに区分分けされています。

この中で最優先すべきは「A」です。

重要度も高く緊急度も高いので当然ですね。

  • 締切が近い仕事
  • 育児
  • 病院へ行く

などが挙げられます。

次に優先されるのは「C」です。

上司から急に依頼が来たら断れません。

そして、その後に「B」がきます。

本当は大切でやらなくてはいけないけれど、緊急性がないため後回しにしてしまいます。

例えば、

  • 転職活動
  • 帰省
  • 押入れやクローゼットの整理

がこれに該当します。

この「B」のものをいかに優先できるかが、あなたの人生が豊かになるかが決まります

いつかやろうではいけません。

優先度を上げてBに入っていることをやっていきましょう。

優先順位を上げるための「行動力」については、別の記事で紹介しています。

優先できるようになるために

ではBの「緊急ではないが重要」なものを優先するためにはどうすれば良いのでしょうか。

具体的な方法を3つ紹介します。

目的意識を持つ

特に大切な考え方がこの「目的意識を持つ」ことです。

例えば転職したいと考えている場合、エージェントと話し合って履歴書や経歴書、面接対策を行います。

それが中々進まないときは、転職をそこまでしたいと思っていないのかもしれません。

仮に

  • 仕事にやりがいを感じられない
  • モチベーションが上がらない
  • 給料も上がらない

ので転職したいと考えている場合、優先的に転職活動ができなければ「そこまで本気で転職したいと思っていない」ことになります。

本当に嫌で一刻も早く転職したければ、目的を達成するために優先順位が挙げられるはずです。

このように、目的意識を持ってしっかりと行動する事が最も重要です。

目的を明確にして、目標を達成するための行動を優先していきましょう

判断基準を明確にする

優先順位を考える際に、判断基準を明確にすることは非常に大切です。

Aさんにとっては家族の時間が最も優先される場合、判断基準としては「家族」とします。

そうすると、Aさんにとって残業は家族との時間を少なくする行為です。

定時に退社できるように、Aさんは仕事にも優先順位をつけ、明日までに終わらせなければいけないものを業務時間内に対応しているはずです。

「お金」が大好きなBさんにとって、残業することは苦になりません。

沢山働けばその分給料が高くなるため、Bさんとしては大歓迎です。

むしろ営業成績次第ではインセンティブも狙えるため、綿密な計画を立てているはずです。

二人とも真剣に仕事をしていますが、二人の判断基準は「家族とお金」であって全く異なります。

しかし、各自が判断基準に従って何を優先するか決めることで二人にとって最適解となっています。

このように優先順位を考える上で、判断する基準を明確にすることで順位を決めやすくなります

「今」を優先する

その行動をすることは「今」でないといけないのか

このように自分自身に問いかけると、優先すべきかどうかがわかるかもしれません。

答えが「Yes」なら優先されるべきことです。

「No」であれば優先的にやることではありません。

大事なことは「今」を全力で生きることです。

今しかできないことはとても多いです。

後で後悔しても取り返しできません。

  • 親や子ども、友達と過ごす時間
  • 旅行先での体験
  • 将来への備え

年齢が理由で今しかできないことや、そのタイミングでしかできないこと、後でやるよりも今やった方が良いことが沢山あります。

今日が一番若い日です。

今すべきことを考えて、優先的にやっていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はとても大切な優先順位について解説しました。

私たちは日頃から様々な選択をして優劣を判断しています。

その指標として重要性と緊急性があり、その尺度は個人によって異なります。

しかし、いずれの場合であってもBの「緊急ではないが重要」なものをいかに優先できるかが大切です。

重要なことを後回しにしていたら、具体的な方法にあった3つの方法で優先できる様にしてみて下さい。

その後の人生にも大きく影響してくるはずです。

一度きりの人生を悔いのない様に過ごしましょう!

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