組織という名の中には必ず、取りまとめる役割を担う方がいます。
- キャプテン
- 幹事
- 社長
など、言い方はその組織によって様々です。
共通しているのは、彼らが「リーダー」であること。
今回はそんなリーダーに必要な「リーダーシップ」とコミュニケーションについて考えていきます。
最後までご覧頂くと、
- リーダーシップとは何か
- 不足している際のデメリット
- リーダーに必要なスキル
がわかります。
日頃から
- リーダーとしての役割を担っている方
- リーダーの元で働いている方
は是非参考にして下さい!
リーダーシップとは
定義を検索して確認すると、リーダーシップとは
個人や組織が目標やビジョンを達成するために、他の人々を導き、影響を与える能力またはプロセス
です。
つまりリーダーシップは、
他人を導くための能力や資質
を指します。
それはただの指示や命令ではなく、
- 人々を理解し
- インスピレーションを与え
- 目標に向かって一緒に進む
これらのことを意味します。
良いリーダーは、自分だけでなく、チーム全体の可能性を最大限に引き出すことができます。
リーダーシップとコミュニケーション
リーダーシップとコミュニケーションは密接に関連しています。
リーダーは一緒に働くメンバーを適切に導くために、役割を果たすことが求められるからです。
周りの方への
- 情報共有
- 伝達
- 指導・監督
が求められます。
これらを行うには、メンバーとのコミュニケーションがなくては成り立ちません。
コミュニケーションは上記の理由だけでなく、相手の感情や視点を理解し、適切に応答するための手段でもあります。
リーダーは、自分の意見やビジョンを効果的に伝えるだけでなく、他人の意見を尊重し、それに基づいて行動する能力が求められます。
- メンバー
- 状況
- 環境
によって臨機応変なコミュニケーションを図ることが大切です。
リーダーシップが発揮できないと
上記の様なコミュニケーションを取れれば、リーダーシップが発揮できるでしょう。
反対に、発揮できなければ、チームに支障をきたす可能性があります。
目標の未達成
リーダーシップが発揮できないと、チームの目標設定や進行がうまく行かない可能性があります。
リーダーが決断を下したり、優先順位を設定したりする能力が欠けている場合、チーム全体の方向性が曖昧になり、結果的に目標の達成が困難になります。
単純にリーダーを
- 信用できない
- 尊敬できない
など、不仲が原因で目標達成が難しくなることもあるでしょう。
目標の未達成は会社や組織にも関わる事です。
それだけ重要なことが、リーダーシップによって左右されるのです。
モチベーションの低下
効果的なリーダーシップは、チームメンバーのモチベーションを維持し、高める役割も果たします。
反対にリーダーシップが不足すると、チームメンバーはやる気を失うかもしれません。
リーダーが
- 自分のことしか考えていない
- 話しを聞いてくれない
- 励ましや鼓舞するような言動がない
と、モチベーションが下がっていきます。
その結果、仕事への情熱や意欲が低下する可能性があります。
リーダーの在り方一つで、会社への影響度合いが大きく変わることになります。
人材流失
人々は
- 自分が価値を持ち
- 成長できる
- 支援されている
と感じる場所で働きたいと思っています。
そのため、リーダーがこれらのニーズを満たすことができない場合、人材流失の問題が生じる可能性があります。
目標が達成できず、メンバーのモチベーションが下がっていけば猶更です。
リーダーに求められるスキル【3選】
上記の様な事態を避ける為にも、しっかりとリーダーシップを発揮しなければいけません。
リーダーに求められるスキルは非常に多く、
- 戦略立案
- 意思決定
- 業務の委任
- 問題解決
- チーム管理
など、多岐に渡ります。
その中でも、今回は「コミュニケーション力」に焦点を当てた、求められるスキルを説明します。
傾聴力
リーダーとして傾聴力は必須のスキルです。
これは、相手の話にじっくりと耳を傾け、理解し、尊重する能力を指します。
傾聴力については以前に紹介している記事があるので、そちらも併せてご覧下さい。
傾聴力があると、チームメンバーからの意見やフィードバックを適切に理解し、それを考慮に入れて決定を下したり、提案したりすることができます。
また、メンバーが自分の意見や感情を開放的に共有できる環境を作り出すこともできます。
しっかりと話しを聞いてくれ、親身になって助けてくれる。
そんなリーダーには付いて行きたい!
と、献身的になってくれるでしょう。
仕事の話しだけでは足りません。
プライベートな悩みや相談を聞いてあげられるリーダーであれば、より良い信頼関係が築けます。
メンバーとの時間を多く持ち、積極的に関わっていきましょう!
説明力
リーダーは、自分の考えを明確に伝えることが求められます。
これは、チームの
- ビジョン
- 戦略
- 決定
など、他のメンバーに説明・共有し理解してもらう必要があるからです。
説明するのに長けていれば、メンバー全員が簡単に理解でき、共通の目標に向かって働くことができます。
その結果、全体の生産性と効率性が向上し、組織にとって良い影響をもたらします。
また、説明力は
- 概要を上司へ報告する
- メンバーへフィードバックを行う
にも必要なスキルです。
- しっかりと
- 論理的に
- わかりやすく
説明できなければ、誤解を招いたり、プロジェクトに支障をきたす可能性もあります。
それだけ重要なコミュニケーションスキルです。
対人スキル
リーダーは、様々な人と働くための「対人スキル」が必須です。
基本的にリーダーは、業務を遂行するプレイヤーではなく、業務が上手くいくように指揮を執るマネージャーです。
そのためには、メンバーをはじめとする「人」との関りが必ず発生します。
- チームのメンバー
- 上司
- 取引先
など、人とのコミュニケーションは避けられません。
対人スキルがあるリーダーは、チームの一体感を促進し、より強力で効果的なチームを構築することができます。
対人スキルを養い、プロジェクトの進行を円滑にしていく事が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はリーダーに求められるリーダーシップとコミュニケーションについて考えていきました。
リーダーシップは、目標に向かって他の人を導く力です。
そのためには、コミュニケーションスキルが非常に重要です。
これを機にコミュニケーションを学ぶキッカケにして頂ければ幸いです。
AlWithでは、リーダーシップに関するコミュニケーション力の習得をサポートしています。
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取りまとめる役割を自然と担っている方々について、以前の記事で紹介しています。
こちらも併せてご覧下さい。
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