幹事体質:やりたくなくても任された時の向き合い方

Communication

私たちの生活の中で、何かとイベントや集まりがあります。

そんな時、皆をまとめる役割を担うのが「幹事」です。

幹事という役割は大変です。

だからこそ、幹事の役割を担える人はほんの一握りの選ばれた方々です。

しかし、そんな役割を担える人全員が、幹事をやりたくてやっている訳ではありません。

今回はそんな、やりたくないけれども幹事をしている「幹事体質」の方々についてご紹介します。

あなたは、そう言われたことがありますか?

言われたことがあれば、共感できる内容となるでしょう。

言われたことがない方でも、

  • そのような方がいる
  • 幹事体質とは
  • 任されたときの向き合い方

が理解できる記事となっています。

是非最後までご覧下さい。

幹事体質とは

あなたは「幹事に向いているよね」と言われたことがあるでしょうか?

ある方もない方も「幹事」ではなく、「幹事体質」にどのような印象を抱いていますか?

そもそも幹事とは、

イベントや集まりを円滑に進行させるための役割を担う人

のことを指します。

そして、

その役割を自然と頼まれ引き受けてしまう方を「幹事体質」

といいます。

幹事体質の人は、人をまとめる力や気配りが自然と身についています

彼らは、人々のニーズを理解し、それに応じて行動する能力を持っています。

自分が幹事向きではない方は、幹事の皆んなをまとめる力や気配りが凄いと思うかもしれません。

ただ、幹事向きの方はそれを特段「凄い」と思っていない方が大半だと感じています。

なぜなら「体質・素質」だからです。

幹事体質とは良くできた言葉で、体質は変える事もできず、個人の身体的な性質です。

生まれ持った素質として、自然とできる方も多いのではないでしょうか。

幹事の重要性

損な役回り

幹事やリーダーといわれる率いることができるタイプの方々は、損をしています

幹事体質の方はその様に感じた事はありませんか?

  • 少年野球のキャプテン
  • 学級委員長
  • 飲み会の幹事

など、これらは無償で奉仕する行為です。

  • 純粋に楽しめない
  • 周りを気にしなくてはいけない
  • 上手く誘導できるか

このような事を考えてしまう方も多いです。

また、「責任」も伴います。

先生や上司に叱られるのも遊んでた友人、同期ではなく、キャプテンや幹事の時もあります。

これって損ですよね?

そんなこと気にせず遊びたい、先生とコミュニケーション取るのが面倒、統率を取る事はストレスを感じる。

要因は様々ですが、損な立ち回りだと感じる機会が多いことは事実です。

必要不可欠

しかし、幹事はイベントや集まりをスムーズに進行させるために不可欠な存在です。

その役割を果たすことで、参加者全員が楽しむことができます。

幹事がいない場合、イベントは混乱し、参加者は不快な思いをするかもしれません。

幹事は、そのような混乱を防ぎ、全員が楽しむことができる環境を作り出します。

人を

  • 率いる
  • 導く
  • 惹きつける

には素質が必要です。

誰もができる事ではないので誇りに思って下さい

幹事やまとめる役割の方がいなければ、そこにいる周りのメンバーは必ず困ってしまいます。

イベントや行事には欠かすことができない存在が「幹事」です。

幹事のメリット

損な役回りとはいえ、幹事には多くのメリットがあります。

自由裁量

幹事の最大のメリットといえば、裁量権があることです。

自分の裁量でイベントを運営することができ、参加者から信頼を得ることができます。

  • やりたい事
  • やりたくない事

をあなた好みに決定できるのは幹事の醍醐味です。

当然周りの意見を尊重する必要はありますが、決定権があることは事実です。

経験

人をまとめる経験は、社会生活においても大いに役立ちます。

リーダーシップを発揮することで、自己成長を促すことも可能です。

履歴書等にアピールできるので、率先してリーダーシップを発揮しようとする場合もあります。

それだけ、主体的に何かを動かしていたという経験は好意的に映ります。

他にも、

  • 人をまとめる力がある
  • 気が利く
  • 行動力がある

と認識されるため、幹事の経験はプラスに働くことがとても多いです。

金銭面

社会に出るとまとめるという行為お金が発生します。

役職が付き、給料が上がる事でまとめ役と責任を担います。

そこには不得意な方、やりたくなかった方も含まれるでしょう。

一方で小さい頃からのリーダー、幹事体質の方々はようやく報われる環境にいたります。

ただジレンマとして「年功序列」があります。

最近では年功序列が少ない傾向にあります。

しかし、基本的には早く入社した人の方が経験豊富ということでリーダー、まとめ役をやる事が多いです。

素質のない上司に就いてしまう事もあるでしょう。

その間は歯痒いかもしれませんが、成長期として我慢しましょう。

他にもイベント企画として運営し、参加者を募る場合もあります。

このように、社会に出ると幹事というポジションが「お金」に直結してくることが増えてきます。

向き合い方

では普段から幹事体質、リーダーの方々がどのように考え、気持ちを整理すべきかご紹介します。

プラスの面を考える

先程も述べましたが、幹事やリーダーというのは多くのメリットがあります。

自分の裁量でできる部分も多く、その役割を存分に利用して、あなたが好きな様に物事を運ぶと良いでしょう。

やり過ぎは禁物ですが、ある程度やりたい方向に持っていく事は十分にできるはずです。

中々経験できることでもありません。

そこに金銭が発生するのであれば、よりモチベーションアップに繋がるでしょう。

このように、プラス思考で取り組めれば頼まれても前向きに考えられるはずです。

やってあげるという優しさを見せる

あなたしか適役がいないんです!やってあげましょう!

面倒かもしれませんが、あなたがやらない場合はきっと酷い事になります。

  • 段取りが悪い
  • まとまりがない
  • 参加者が困っている

見るに見かねて口を出したり手助けしたりするかもしれません。

なのでここは優しさを見せて面倒事を買って出ましょう。

その方があなたの株も上がるのではないでしょうか。

頼られている事を誇りに思う

誰かの上に立つということは、誰にでもできることではありません。

きっとあなたの素質が理解されているのだと思います。

人から頼られる事は嬉しいことです。

頼られたり求められたりしなければ、独りよがりになってしまいます。

あなたのことを必要としている方がいます

その事を誇って下さい。

幹事体質は名誉な事だと思い返して下さい。

皆んな、あなたがいないと困るんです

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、やりたくはないけれども任されることが多い「幹事体質」について紹介しました。

当然

  • やりたくてやっている方
  • 素質がなくても努力と経験で担っている方
  • 責任感のある方

など、素質とは関係なく、率先して幹事をしている方々も多いです。

しかし、そうではない幹事体質の方々は、少しでも肯定的な考え方をしてやり切ってください。

AlWithでは、「まとめるのが苦手なのに任された方」に向けたコミュニケーションサポートを実施しています。

幹事や上司の様な役割でも、しっかりと学べば誰でも担えるものです。

是非一緒に学んで、周りから信頼されるようになりましょう。

あなたのことをお待ちしています!

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