【一流の極意】プロフェッショナルが実践する立ち振る舞いのポイント

Better than Expected

以前の記事で「最低限のマナー」を紹介しました。

そこでは日々のビジネスシーンで使用する最低限すべきマナーについて考えていきました。

そして今回紹介する【一流の極意】の中で最重要なものが立ち振る舞いです。

是非ご確認頂き、一流のプロフェッショナルを身に付けていきましょう。

前提

前提ですが、マナーは今やできて当たり前と思われています。

個人的に、

  • 名刺入れの上に頂いた名刺を置く
  • お辞儀は45度
  • エレベーターの乗る位置

は「どうでもいい」というのが正直な意見ですが笑、マナーを軽視してはいけません。

最低限の「当たり前」とされていることはしっかりとやるのが大人です。

信用を得る、話しを聞いてもらう為にはしっかりと行いましょう。

しかし、それ以上に大事なものが「立ち振る舞い」です

皆さんが思い描く優秀な方はどんな方ですか?

  • 話が理路整然としている
  • 頭の回転が早い
  • 行動力がある

様々な要素がありますが、その様な方は一つ一つの行動、言動にも違いが表れています

立ち振る舞い

そもそも「立ち振る舞い」とはどんなことを言うのでしょうか?

語源は「立ち振る舞い」からきています。

意味はどちらも

立ったり座ったりする身のこなし。 日常の動作。

を指しています。

他にも「所作」と同意義として使用されています。

しかし、所作と聞くと

  • 古風な
  • 和風な
  • 凛としている

印象を受けます。
所作には演技の動作や踊りのことを指すこともあり「華道・茶道」によく用いられています。

今回紹介していくマナーは、「所作」ではなく「立ち振る舞い」の方が近い言葉です。

サービス業

立ち振る舞いを最も意識的に行っているのがホテルのようなサービス業です。

サービス業の方々は

  • 華やかに
  • 失礼がないように
  • 満足してもらえるように

日々接客しています。

他のビジネスパーソンがそこまでする必要はありませんが、意識することで周りと差を付けられることは間違いありません。

一流の立ち振る舞い

では具体的にどのような「立ち振る舞い」を行えば良いのでしょうか。

私が特に優秀だと思った「一流」の方々が実践されている立ち振る舞いをご紹介します。

必見です。

お辞儀は2回

別れ際に何度もペコペコ頭を下げていませんか?

ハッキリ言って格好が悪いです。

お世話になっている保険営業の方で、年収もとても高い方がいらっしゃいます。

その方は様々な所作についても意識をされていますが、その中で特に印象的だったのが別れ際でした。

「本日はありがとうございました!」と気持ちよく挨拶を交わし深くおじきを一回されました。

その後「では失礼します」と軽く会釈程度のお辞儀を一回して整然と帰っていきました。

意識されていたのかわかりませんが、

その姿は非常に凛としていて無駄がなく美しかった

ことを覚えています。

多くの方が何度も何度もペコペコしていて、一体何回お辞儀をするかと思うことがよくあります。笑

もちろん悪い気はしませんが、そんなに謙る(へりくだる)必要もありません。

何回もお辞儀をしている方を優秀なんだろうなと思う事はあまりありません。

丁寧に、しかし堂々と。

その姿勢が相手にも必ず伝わります。

会釈について以前の記事で詳しく紹介しています。

そちらも併せてご確認ください。

見えなくなるまで見送る

お客さんが帰られる時、見えなくなるまで見送っていますか?

よくエレベーターでは閉まるまでお辞儀をしてお見送りをする習慣があります。

その習慣に違和感はありませんか?

私なら最後は会釈をして目線を合わせて見送ります

他の場合ではどうでしょう?

エスカレーターに乗ったり、少し離れた所で振り返ると仕事に戻っている店員さんを見て残念に思います。

先ほどまであれだけ親切丁寧に接客してくれていたのに。

私の祖父母は私たちが帰る時、見えなくなるまで見送ってくれていました

祖父母の家は田舎でした。

私たち家族が遊びに行くといつも車で迎えにきてくれた祖父。

何分待っていたのかわかりませんが、玄関前に立っている祖母。

何日間も遊んで祖父母の家から帰る際に、祖母は私たちが見えなくなるまで見送ってくれていました。

寒いからと「家に入っていいのに!!」母が手を家の方へ振っても、祖母は勘違いしているのか嬉しそうに手を振り返してきて動く気配はありません。

祖父は私たちが電車に乗るまでホームの横で待っていてくれました。

それは幼い頃に感じた事なので、二人が仕事ができるとか優秀だったとかはわかりません。

しかし、

私たちが祖父母から「愛」を感じていた

ことは言うまでもありません。

そのような想いでお客さんに対して接っすれば想いは届くのではないでしょうか

立つ

ちゃんと立って挨拶をされてますか?

自席まで同僚が話に来てくれた際にちゃんと立って話しをしていますか?

大手企業の社長秘書をされていた方は、ミスがなく忙しい社長のスケジュール管理を徹底されている方でした。

その方は社長が出勤された時は当然ですが、社員達から話しかけられた際にも必ず立って話しをされていました

誰に対してもです。

遅いお昼休憩で食事をしている時でも立って話しをして下さいました(私が気付かず席まで行ってしまいました)。

「立つ」という行為は健常者にとっては非常に簡単な動作です。

だからこそ疎かにしてしまいがちです。

  • 挨拶のとき
  • 出迎えるとき
  • 話しをするとき

は立って接しましょう。

それも躊躇わずに素早く立つことが大切です

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「一流の極意」の立ち振る舞いを紹介しました。

立ち振る舞いは際限がなく、極めれば極めるほど突き詰めていけます。

一流はその分野・業界毎に異なります。

是非あなたの憧れる人を観察してみて下さい。

必ず「一流の立ち振る舞い」が見つけられます。

それを少しでも真似て一流に近づいていきましょう。

他の【一流の極意】もご覧下さい。

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