あなたは「母親」のことを何と呼んでいますか?
- お母さん
- お袋
- 呼び捨て
色々な呼び方がありますが、その呼び方にしっくりきていますか?
今回はそんな「言い方・呼び方」について紹介します。
以前の記事で「使ってはいけない言葉遣い」を紹介しました。
まだご覧になっていない方は是非ご覧下さい。
言葉遣いが丁寧でも、使っている言葉が悪くては意味がありません。
最後までご覧頂くと、
- 大人が使うべき言葉を理解でき、生活内でも品格が現れる
- 相手との関係から、相応しい言い方がわかる
- 呼び方に変化が現れ、生活内での違和感がなくなる
是非参考にして頂き、日頃から使っている「言い方・呼び方」について確認してみて下さい。
「大人が使うべき」とは
言い方や呼び方について考えるべきことは「自身が大人になった」ということです。
こどもの頃、自分のことを
- 〇〇ちゃん
- △△くん
など自分の名前で呼んでいませんでしたか?
小学生くらいになると言い方が変わり、
- わたし
- ぼく
という言い方に変わります。
私たちも同じで、大人になったら使うべき言葉が数多くあります。
それらの言葉を使えると、
品がある素敵な大人の方
と思われるようになります。
また大人が使うべき言葉が使えないと、
- 信用がない
- こどもっぽい
- 話にならない
と相手にされない可能性も出てきます。
そのために、しっかりと言葉を学び・選んで使う必要があります。
関係性を考える
言葉を選ぶ際に意識すべきことは、相手との関係性です。
例えば感謝を述べる場合、様々な言い方があります。
- ありがとうございます
- ありがと
- どーも
- サンキュー
- あざす
このように日頃から相手との関係性によって使い分けているのではないでしょうか?
言い方によって相手に与える印象は大きく異なります。
ある程度の関係性が築けたらフランクに接して距離を詰めるのも良い方法です。
言い方を工夫して関係性をより強くしていきましょう!
使わない方が良い・無難な言い方、呼び方
とはいえ、使わない方が良い・無難な言い方や言葉もあります。
日頃から使っている場合、相手によっては気にしている方がいるという事実を理解しましょう。
投げる
皆さんはメールを「投げ」ますか?
キャッチボールのような感覚で、やり取りしている際の表現として「メールを送る」ことを「投げる」と表現します。
他にも相手の返事待ちのときは「ボールは向こう」という表現を使います。
比較的一般的な表現になっていますが、言い換えることができます。
特に投げるという言い方は
- 投げ付けている
- 投げっぱなし
というニュアンスに感じられます。
ホテルで働いていた方は投げるなんて絶対に使わないと言っていました。
- 依頼する
- 送る
- お願いする
こちらの方が良いですよね?
俺、ウチ
ビジネスシーンでは不適切です。
男性が僕というのは問題ありません。
しかし、幼稚な印象にもなるので「私」と言った方が品が出ます。
「私」というと堅苦しい印象にもなるので、使い分けることをおススメします。
お前
ビジネスシーンではこちらも論外ですが。笑
私生活でも極力使わない方が良いでしょう。
どうしても
相手を見下している印象
を与えてしまいます。
昭和期の男性が奥さんに言っていたのでそのように聞こえるのかもしれません。
言われた方は良い印象は抱かないので注意しましょう。
嫁
最近では時代が変わり、「嫁ぐ」という概念自体が変わっています。
なので嫁ではなく、「妻、奥さん」と言いましょう。
それで全く問題ありません。
個人的には「家内」という言い方にも違和感を覚えます。
夫婦共働きが多い現代では、女性が「家の内」にいないですよね?
年配の方に多いですが、使用は控えましょう。
オヤジ、オフクロ
年齢を重ねると共に両親への呼び方に迷います。
以前まで「お父さん、お母さん」「パパ、ママ」と呼んでいたのに思春期を迎える頃から違和感を覚えます。
このような感情は男性に多い傾向がありますが、その頃から
- オヤジ
- オフクロ
と呼ぶようになります。
オヤジは親父と書くように、意味としては良いですが、歳上の男性を罵る際に使用される印象が拭えません。
オフクロについては、意味がわかりません。
母親は袋ではないので言い方を変えましょう。
呼び方の正解は
- とうさん
- かあさん
です。
「お」を抜くだけで堅苦しくなく呼びやすくなります。
- とうちゃん
- かあちゃん
でも問題ありません。
思春期を過ぎて違和感を覚えている男性は参考にして下さい。
肩書
非常に根強い日本文化です。
会社内の肩書で相手を呼ぶことが非常に多いです。
- 社長・部長・課長・係長
- ディレクター
- 先生・監督
など、現在でも多くの方がこのように呼び、呼ばれています。
決して間違っているわけではありませんが、名前で呼ぶ風習が日本に根付いて欲しいと願っています。
肩書だと
- 変わる
- 堅苦しい
- 敬っていない
のではないでしょうか。
欧米では敬語がないので、相手を呼ぶときも「下の名前」を呼ぶだけです。
日本人にも一人一人素敵な「名前」があります。
名前で呼び合えれば、とても良い社会になるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は使ってはいけない言い方、呼び方として、具体例を交えてご紹介しました。
いずれも一般的に使われている言葉ですが、不快に感じる方がいるという事は認識しておきましょう。
使うことによってあなた自身の品格も損ねてしまいます。
是非普段からの言葉遣いを意識して、「大人」としての品格を出していきましょう。
大人としての「一流の極意」については以下の記事をご覧下さい。
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