皆さんは気付き力がありますか?
気付く力、気付ける力をこう呼んでいます。
この力があるのとないのとでは様々な所で差が出てきます。
今回は気付き力がある方、ない方に合わせて相手がどのように感じているかをお伝えします。
こんなふうに感じてるんだ!
そんなに気付いているんだ!
と生活の中で関わる人々の参考にしてみて下さい。
気付き力
この言葉は明確に定義されているわけではありません。
ただネットで検索すれば関連する記事は沢山出てきます。
つまり、皆さんと同じ様にこの力を理解している方々が大勢います。
それだけ注目すべき力、理解すべき力だという事です。
ではどの様な力を気付き力と呼んでいるのでしょうか。
それは日常の人や物の変化がわかる力のことです。
具体的には
- 髪の毛を短くしている
- 掃除されている
- 近所の花が咲いている
ことに気が付く力です。
この力を養うことは難しく、日頃から意識していても中々実践できるものではありません。
五感全てを使う
見て認識するだけでなく、他の感覚でも気付き力は発揮されます。
例えば
- 料理の味付けが普段と違う(味覚)
- ピアノの音が少し低く聴こえる(聴覚)
- 普段付けていない香水の匂いがする(嗅覚)
- 息子の手がいつもより熱い(触覚)
など、日常には様々な変化が潜んでいます。
気付ける場合
これらの変化に対して気付く事ができると、相手に対して良い印象を与える事が可能です。
髪型を変えた事に気付ければ、相手は少し恥ずかしくも嬉しくなります。
部屋が綺麗になっている事に気付ければ、片付けてくれた方にお礼を伝える事ができます。
おばあちゃんがいつもより元気がなさそうにしていたら、病院へ行く事を勧める事ができます。
このように相手へ良い印象を抱かせるだけでなく、万が一に対して早めに対処できます。
反対に気付き過ぎて嫌になることもあるでしょう。
- 旦那が汚した洗面台が気になる
- パソコンを叩く音がうるさい
- 隣に座った方の匂いが強い
プラスに働く事が多い気付き力ですが、気付き過ぎてしまう為にマイナスに感じてしまうかもしれません。
気付けない場合
変化に気付けない方はマイナスに働いてしまう事が多いです。
彼女が髪型を変えた事に気付けなかったり、記念日を忘れてしまったりと場合によっては相手を怒らせてしまうかもしれません。
この様に気付ける方と気付けない方には壁が生じる可能性があります。
特にパートナーの関係性だと、相手に気付いてもらえると期待をしてしまい、気付いてもらえず落胆してしまいます。
How to Do it
では、どうしたら良いのか。
気付く事ができない方は、意図的にしている訳ではないので改善する事は難しいです。
気付ける方と気付けない方へそれぞれ少しでも楽になるポイントをお伝えします。
気付ける方へ
気付くことは才能です。
変化に敏感なことは誰にでも真似できるものではありません。
一般的に良いとされている事については気付いたら積極的に伝えてあげて下さい。
- ネクタイが素敵
- 痩せた
- 気を遣ってくれてありがとう
相手が言われたら喜ぶ、嬉しいことは言葉にしていきましょう。
反対に相手を怒らせる可能性があるものは伝える必要がありません。
伝えてしまってもフォローして直接的な言い方を変えましょう。
- 太った?いつもより洋服が大きいんじゃない?
- 髪がボサボサだね。昨日遅くまでゲームでもしてたの?
- 掃除が行き届いてないな。私がやるよ。
少しでも笑いに変えるなり、表現を変えましょう。
気付けない方へ
意識をしてどうにかできるものではありません。
意識的に行い、気付けた場合はしっかりと気付いたことを伝えましょう。
相手も気付いてくれた事、褒めてくれた事が素直に嬉しいでしょう。
気付けない場合は意識的に気付くような工夫をしましょう。
- 毎朝パートナーの顔をしっかりと見る
- ToDoリスト内に確認すべき項目を書いておく
- アラームをセットしてリマインドする
- 玄関や庭先など、模様替えが頻繁にされる場所、変化が多い場所の写真を撮っておく
- 久々に会った友人に、思った事を何でも良いから伝える
気付けなくても努力でカバーできます。
この様な行動は相手に対して好感を与えます。
人は努力や成果に対して、褒められたり讃えられたりすると嬉しくなります。
小さい子どもがそうですよね?
- お父さん、見て見て!
- お母さん、私これできるんだよ!!
大人も同じです、褒められると嬉しいんです。
気付く事で相手を喜ばせることができます。
是非気付く努力をしてみて下さい。
それでも難しい場合
その様な努力をしても気付けないことは当然あります。
その為にも事前に相手に伝えておきましょう。
特にパートナーとの関係性であれば、
- 気付けない
- 疎い
という事を正直に・素直に伝えておくべきです。
相手は理解を示すだけでなく、期待する事も減るでしょう。
しかし、期待されていないからと開き直ってはいけません。
先程も伝えた様に褒められると嬉しいんです。
努力しようとする直向きな姿勢が、相手の理解を得られます。
誠心誠意相手へ努力を示していきましょう。
まとめ
気付き力は養う事・鍛える事があまりできない力です。
気付ける方は一つの才能だと感じ、気づいた事を周りの方へ伝えていきましょう。
気付けない方は何かトラブルになりそうであれば、上記の様な気付くための努力をしていきましょう。
基本的に気付けなくても私生活では大きな問題にはなりにくいです。
しかし、気付ける方が人々へ好感を与えることに違いはありません。
気付けなくとも、その認識だけはしっかりと持っておきましょう。
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