以前の記事で「良い質問の仕方」を紹介しました。
まだそちらをご覧になっていない方はそちらも併せてご覧下さい。
今回は質問する際の秘訣として、踏まえておくべきポイントを5つ紹介します。
質問に特化した内容ですが、最後までご覧頂くと、
- 質問する際に意識すべきことがわかる
- 話が盛り上がりやすくなる
- 相手から良い回答をもらえる
ようになります。
是非お読み頂き日頃の生活に活かして下さい!
質問とは
簡単に定義を再確認しておきます。
質問とは
わからないことや知りたいことなどを問いただすこと。
また、その問い。質疑。
であり、
わからないことや知りたいことを聞く・尋ねること
です。
私たちの生活には欠かすことのできない要素です。
質問しない・できないと
質問が上手くできないと、相手に対してマイナスな印象を抱かせる可能性があります。
「私のことに興味がない」と思われてしまうと、関係性を構築していくのは難しいです。
その為しっかりと相手のことを「想い」質問することがコミュニケーションには欠かせません。
コミュニケーションが苦手な方に多いのが、何を話せばよいかわからないので自分の話ばかりしてしまう事です。
それでは意思疎通になりませんし、お互いを知ることはできません。
心当たりがある方は注意して下さい。
質問する際のポイント
では質問する時にどんなことを意識すればよいのでしょうか?
テクニックを5つ紹介します。
全部を一度にやろうとはせずに、「そういえば、そんなこと言ってたかも」と頭の片隅にある程度で大丈夫です。
あなたにあった方法を取り入れていきましょう!
答えやすい質問にする
例えば、普段何をしているのか尋ねる場合、
A:普段何をしているんですか?
B:映画よく見られますか?
どちらの聞き方が相手が答えやすくなるでしょうか?
おそらく「B」の聞き方の方が答えやすいはずです。
これらは拡大質問(オープンクエスチョン)と特定質問(クローズドクエスチョン)といいます。
特定質問の方が具体的なので、回答がしやすくなります。
また、より具体的にして聞いてみるのも良い方法です。
映画であれば
- 邦画・洋画
- ジャンル
- タイトル名
など、具体的になればなるほど答えやすくなります。
注意としては、期待した答えが返ってこない場合も想定しておくと良いでしょう。
相手が映画を全く見ないかもしれません。
その場合は他の質問をして話題を変えるとスムーズな会話ができます。
わかりやすい質問にする
A:趣味は何ですか?
と聞くのと、
B:最近のAI技術の進歩について、DX化がもたらす弊害はどんなことが想定されますか?
と聞くのではどちらがわかりやすいでしょうか?
Aですよね。笑
- 長い質問文
- 専門知識・専門用語を使う
- 「これ、それ、あれ」が多い
などは相手にとってわかりづらいです。
小学生でもわかるような質問をすると良いでしょう。
共通の言語があるビジネスシーンなどにおいては、そこまでわかりやすくしてしまうと威厳や専門性が失われるかもしれません。
話し相手に合わせて質問の仕方を変えましょう。
問い詰めない、誘導しない
質問する際に
- そう思うよね?
- 〇〇さんも賛同してくれています、だよね?
- あなたがやったんじゃないの?
など、問い詰めたり誘導したりする聞き方は控えましょう。
このように聞いても、相手から返ってくる答えは「本音」ではない可能性が高いです。
このような聞き方をしている場面では、冷静になることが優先されます。
相手が中々話してくれずに苛立ってしまうケースがとても多い印象です。
少し落ち着いてから、相手が話せるような雰囲気や環境を整えましょう。
あなたの関心事を聞いてみる
相手のことを考えずに、少し自分本位ではありますが…
この質問の仕方であれば、相手が興味関心を示してくれれば話しが盛り上がりやすいです。
例えば、あなたは「サッカー」が好きです。
しかし、相手に対して「野球はお好きですか?」と質問します。
その場合野球の話しになったとして、あなたの気持ちは盛り上がりに欠けるのではないでしょうか。
野球にも興味があるなら別ですが、基本的に好きな事を話している時の方が楽しくなります。
自分の興味関心事なので、相手次第では楽しく会話ができるでしょう。
- 相手に興味があれば、楽しく会話する
- 相手に興味がなければ、興味を持ってもらえるようする
そうすれば関係性は良好になること間違いありません。
相手に対して
「あなたと一緒に私の好きな興味関心事を分かち合い、あなたともっと仲良くなりたい」
という気持ちが伝わるキッカケとして、質問してみて下さい。
相手に興味関心を持つ
最後はこれに尽きます。
質問とは相手に興味関心があればいくらでも思い浮かぶものです。
恋愛感情を抱いている相手のことは何でも知りたくなりますよね?
- 休日は何しているの?
- 好きな色は?
- どんな音楽が好き?
それと同じで相手のことを知りたいと思えば思うほど、質問が出てきます。
相手が
- 仕事の上司
- 取引先
- 友人
- 家族
- スーパーやコンビニの店員
でも同様です。
相手に興味関心を持って、相手のことを「知る、理解する」努力から始めましょう。
そうすれば、気付けば親密な関係が築けているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は質問の秘訣として、相手に尋ねる際のポイントを5つ紹介しました。
どれも直ぐに実践できる方法です。
頭の中で考えてしまうなら、最初はあなたが決めた一つだけ意識して質問してみましょう。
そうやって少しずつ「質問する」ことに慣れていきましょう。
- しっかりと質問ができ
- 会話が楽しくなり
- 関係性を築いていければ
相手との関係性は必ず良くなっていきます。
是非今回の秘訣を踏まえて、日頃の生活でコミュニケーションを図って見て下さい!
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最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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