ペコと頭を少し下げるこの行為。
運転している時は手を上げる行為がそれに近いでしょうか。
簡単にできますが、するかしないかで相手にとって与える印象は大きく異なります。
今回はそんな「会釈」についてするべきタイミングやした際の効果を改めて考えていきます。
普段からそこまで考える行為ではないため、これを機に意識的に取り入れてみてください。
あなたは会釈をしてますか?
会釈
改めて会釈の定義から考えていきます。
会釈とは
軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。
とされています。
他にも「相手に心配りをすること。思いやり」という意味もあるようです。
元々は仏教用語として使用されていた「混乱した内容をまとめて分かり易くする」という意味の「和会通釈」が語源です。
具体的に会釈は
- 軽くお辞儀をする
- 笑顔を見せる
- 簡単に礼を取り交わす
こととされています。
傲慢
多くの方が日頃から行なっている会釈ですが、行わない方も少なからずいます。
会釈をしないのは傲慢な方が多いです。
そのような方は
- やってもらって当たり前
- 俺が/私が世界で1番偉い
- なんでわからないんだ
と普段から相手を見下している傾向があります。
自分がすごい人間なんだと勘違いをしているタイプです。
聞いた話ですが、
「自分が威圧しているから皆んなが自分を避けて歩く。避けない奴は肩がぶつかって睨みつけてる。」
こんな方がいました。
そのような方は決まってすごくありません。笑
若気の至りで無ければ、非常に厄介な勘違い野郎です。
本物の一流の方は態度や礼儀をわきまえています。
一流の言動については後日まとめます。
会釈のタイミング
では効果的な会釈とはどんなやり方でしょう。
具体的に、会釈をすると相手に好印象を与えるタイミングを3つ紹介します。
念頭において欲しいことは、目線が合った際にすることです。
相手が見ていないと意味がないので、効果が半減します。
是非参考にして頂きその点を意識しながら、日頃の生活に取り入れてみてください。
何かを譲ってもらった時
譲ってもらった際には感謝の意味を表します。
もちろんお礼を言えればベストですが、言えない場合があります。
よくあるシチュエーションで言えば、
- 横断歩道を渡っている時に車が待っていたら、運転手の方へ向けて
- 電車で椅子に座ろうと思った時に、相手と目が合って競い合う様に座ってしまった時に相手へ向けて
些細ではありますが、会釈をするのとしないのでは相手の印象が全く異なります。
特に車で待たれている場合、運転手は待つのが当然です。
なのでなんとも思っていないかもしれません。
だからこそ少しでも気持ちが伝わる会釈が非常に効果的です。
会釈には、お礼と違って
- 距離
- 聞こえる
- 聞こえない
も関係ありません。
目線が合わなくても関係ありません。
相手が見ていなかったとしてもする事に意味があるのです。
関わりのない、知らない方と目があった時
電車の中で知らない方にしても不審がられるのでしないで下さい。笑
効果的なのは
- しっかり会話を交わした事はないけれど、お互いに面識がある場合
- 知らないお客さんが事務所に訪ねてきて、担当職員が対応していた時に偶然目があった時
などです。
なんとなく状況が想像できるのではないでしょうか?
目線が合うとお互い気まずい状況にもなり得ます。
しかし、そのまま目線を逸らせるのも不自然です。
その為会釈をしてから目線を逸らしましょう。
時間があれば後で挨拶に行っても良いかもしれません。
また会釈がキッカケで話しかける事ができるかもしれません。
会釈をしなければ何もないですが、しておく事がキッカケで話しができるかもしれません。
話している時
どの場合でもそうですが、話している時は話し相手を尊重します。
その最中に
- 友人が近くを通り過ぎた
- 上司とすれ違った
- 部下から話しかけられた
など様々な状況が考えられます。
そんな時こそ会釈やアイコンタクトをして意思表示をしましょう。
電話している最中も同様です。
意識は話し相手に向いていなければなりませんが、会釈をする程度は簡単にできます。
仮にどうしても話しをしたかった相手であれば、一言話している相手に断ってから話しに行きましょう。
そうでなければ会釈をして意思表示しつつ、後ほど連絡してコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は会釈の大切さについて説明しました。
会釈を
- しなければいけないタイミング
- してはいけない状況
は限りなく少ないです。
なので積極的にしていきましょう。
- 毎日電車で会う方に
- 犬の散歩でよく会う飼い主に
- いつも来ている配達業者の方に
会釈をされた相手は悪い気はしません。
可能であればお礼を言ったり挨拶をしたりする方が良いですが、会釈でも気持ちが伝わる時は沢山あります。
是非身の回りでも使うタイミングを考えて積極的に会釈してみて下さい。
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