私生活の中で、質問されたのに上手く答えられず困った経験はありませんか?
そもそも、問いかけられた内容がわからなかったり、質問内容が複雑だったりとこたえるのが難しい場合があります。
今回はそんな「こたえる」というコミュニケーションの基本についてご紹介していきます。
最後までご覧頂くと、
- こたえる際に意識すべきポイントがわかり、躊躇うことが少なくなる
- 質問されても、どんな答え方が求められているかを理解し、落ち着いて回答できる
- 困ったときのこたえ方がわかり、コミュニケーション力のある人と思われる
そんな事が期待されます。
是非最後までご覧下さい!
こたえるとは
前提として「こたえる」ことはコミュニケーションの基本ともいえる、相手への返答です。
返事をしなければ感じが悪いですよね?
辞書などでは、こたえるとは
他からの働きかけに対して、何らかのふるまいを示す。反応する。
こととされています。
- かけられた言葉に対して、こちらからも言う。返事・応答をする。
- むくいる。応じる。
- 問題を解いて結果を示す。解答する。
などの意味も含まれていて、こたえるとは返答だけが全てではないことがわかります。
返答だけではない
質問に対する返答だけでなく、普段の会話でも「こたえる」ことが行われています。
A「今日暑いね。」
B「そうだね、アイス食べたい」
A「いいね!買いに行こうよ!」
B「えーでも外に出るのも暑いからジャンケンで負けた方が買いに行くのはどう?」
この様に質問でなくても「こたえる」ことで会話・コミュニケーションが成り立っています。
「答える」と「応える」の違い
上記の会話例は、どちらかというと「応える」の意味として使用されています。
- 答える:相手の呼びかけや質問に反応すること=返事・返答
- 応える:自分に向けられた行動に対して、それに見合うだけの反応をすること
定義だけ聞くと非常に似ています。
しかし、
「答える」は相手からの質問を通じた回答であり、「応える」は相手の気持ちや状況に対して反応を示すこと
と区別することができます。
C「好きです、お付き合いして下さい!」
D「・・・はい、お願いします!」
この場合では
- 問いかけに言葉で返事を返している = 答える
- 好きだという気持ちに反応を示している = 応える
という違いがあります。
つまり、「答える」と「応える」の明確な違いは、そこに「強い想い」があるかどうかです。
「答える」の場合は、知りたいことを聞き、それに対して返事をするといったように、感情の動きが少ないやり取りが行われます。
一方の「応える」の場合、
- 好きという「気持ち」
- きっと成し遂げてくれるという「期待」
に対して「反応」を返すことになります。
相手の「強い想い」があり、それに対する反応が「応える」ということです。
こたえることの重要性
こたえることは、相手とのコミュニケーションを円滑に進める上で非常に重要です。
適切な答えが返ってこないと、相手は
- 理解されていない
- 聞かれていない
- 話がつまらない
と感じることがあります。
それに対して、適切な答えや反応が返ってくると、相手は自信を持って話し続けることができます。
授業やセミナーで
- メモを取る
- うなずく
- 笑う
などの反応を示すことで、話し手とのコミュニケーションを図ることができます。
- 無反応
- 話を聞いていない
- 寝ている
など、話し手が不快に感じるような行為をしていては、良いコミュニケーションは図られません。
相手の気持ちや言動に対して、しっかりと「こたえる」ことが人間関係を築くには欠かせない要素です。
ポイント
最も意識すべきは「こたえる」ことではなく「反応する」ことです。
「反応する」ことがコミュニケーションにおいてはとても大切です。
相手の問いかけや質問、気持ちに対してしっかりと反応する
返答の内容も大切ですが、まずはしっかりと反応してあげることが求められます。
- 何か面白いことを言わないと
- なんて言ったら怒られないかな
- 気が利く言い方はなんだろう
と考えてもその場では中々思いつきません。
質問や問いかけに対して、思っている事を誠実に答えてあげることが、相手にとってもあなたにとっても良い方法になります。
答え方の具体例
最後に具体的な「答える」方法をご紹介します。
「応える」方法は場合によって異なるので、知りたい方は一番下のボタンからご相談下さい。
正直に・素直に・誠実に
ポイントでも述べましたが、まずは反応してあげることが大切です。
その上で、相手の質問に対して
- 正直に
- 素直に
- 誠実に
答えれば全く問題ありません。
子どもの様に素直すぎても相手に不快な思いをさせるかもしれません。
あなたが言われて不快に感じることは、相手にも言わない様にしましょう。
ユーモア
モテる男性はこの答え方がとても上手です。
芸能人であり元ホストのローラ〇ドさんは
相手:私の良い所、10個言って!
というお願いに対して、そのまま答えるのではなく
ローラ〇ド:10個で収まるわけないじゃん。全部言ってたら、それだけで話が終わるよ?
という返答をされていたようです。
このようにユーモアのある返事ができれば、コミュニケーションは円滑になります。
質問を異なる角度で捉えて、ユーモアのある回答をする
ことが大切です。
頭の回転の速さが求められるため、訓練が必要です。
具体的な質問に対する回答や、身に付けたい方は一番下のLINE登録からご連絡ください!
一点、注意すべきことがあります。
それは、冗談で答えても大丈夫な雰囲気かどうか、読み取る必要があるということです。
険悪な雰囲気の中、ユーモアのある答えができてもふざけていると思われてしまい逆効果です。
相手の態度や表情から「空気感」を感じ取った上で、異なる角度から回答してみて下さい。
返答に困った場合
返答に困ったときは、少しずるい方法を使います。笑
その方法は「相手に質問する」です。
A:最近のインフレについてどう思う?
(Bの心中:急に難しいことを聞いてくるなよ、なんとも思ってないよ…)
B:うーん、Aはなんて思ってるの?
この方法であればしっかりと反応しつつ、答えにくい話題にも綺麗に返事ができます。
またこの方法では、相手が先に意見を述べる・持っているため、同調しやすく良い関係性を作ることができます。
日本人は「長いものには巻かれろ」精神が強い傾向です。
全て合わせろというわけではなく、対立しても意味がない場合が多いです。
あなたにとって大事なものや譲れないものであれば、自分の意見を述べるべきです。
しかし、コミュニケーションにおいて自分の意見を述べることは必須ではありません。
その延長で相手の意見を否定・批判する答え方をするのは控えましょう。
考え方の相違が起こるのは当然です。
相手の意見を受け入れて、あなたの意見を伝えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「こたえる」というコミュニケーションの基本についてご紹介しました。
「答える」も「応える」も人間関係を築いていく上ではとても大切です。
是非今回の知識を私生活に活かしてみて下さい!
- 返答ができない
- どう反応して良いかわからない
- 相手と良い関係を築きたい
そんな方は是非一度ご相談下さい。
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