これらは共通していると思いますか?
答えは「YES」ですが、「NO」もありえるということを私たちは理解しなければなりません。
今回はその違いを解説しつつ、どうすれば
- 仕事ができる
- 出世する
人になるかを考えていきます。
仕事ができる人
「仕事ができる」と聞いて頭に浮かび上がる方はどんな方ですか?
例えば
- 与えられた業務を早く終わらせる人
- 営業で良い成績を残している人
- 課題を解決してしまう人
これらの方は仕事ができる優秀な方々です。
ただ「仕事ができる」というのを明確に表すことはできません。
なので、大勢の方が共通で認識していることは
仕事ができる方は尊敬や憧れの存在
であるのではないでしょうか。
営業とは関係のない部署の方にとって、営業成績が優秀な方は「仕事ができる」に映りません。
同様に輝かしい実績を持っている方でも、自身が憧れなどを抱かなければ「仕事ができる」とは認識しません。
思うことはあっても「認める」ことはしません。
ただ、他者から「仕事ができる」と思われる方々はやはり優秀です。
優秀でない方に「仕事ができる」とは思いません。
出世する人
会社での立場や階級が上がっていくことを「出世」といいます。
出世すると
- 給料が上がる
- 責任が増す
- チームを持つ
ことが一般的です。
最近では出世したくないという若手職員が多い傾向があります。
給料が上がるよりも責任が増えたり統率するということに負担を感じる方が多いです。
出世する人とは
- 成績が良い
- 評価者とのコミュニケーションが取れている
方々です。
共通点
上記で説明した、
- 仕事ができる人
- 出世する人
の共通点は「成績が良い」ことです。
例えば、営業成績が良ければ仕事もできる方であり、評価者からの評価も良く出世するでしょう。
しかし、注意すべき点があります。
それは、
「仕事ができる方は出世するのか」と聞かれると答えは「YES」ですが、
「仕事ができない方が出世しないのか」と聞かれると、答えは「NO」になる
ということです。
明確な違い
多くの方が感じている通り、優秀でなくても出世する人というのは
評価者の機嫌を取るのが上手い
です。
これが明確な違いになります。
皆さんは「なんで全然仕事してないやつが出世してるんだ」と思ったことはありませんか?
これは、その方が評価者に対して気に入られるように行動し努力しているからです(努力していない可能性もありますが)。
そういった方々は、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。
- 相手がして欲しいことを考えられる
- 相手が気持ちよくなる方法を知っている
- 常に時間を一緒にして機嫌を取っている
これらのことを実践している方々が出世していきます。
仕事を全くしていないのに良い評価をしてしまう。
それを見抜けていない評価者にも原因があります。
しかし、評価者も「人」です。
我が子には良くしてあげたいと思ったり、可愛い子を甘やかしてしまったりすることと同じです。
お気に入りには良くしたくなります。
これを防ぐには
- 評価者が正当な判断を下す
- 仕事を沢山与えてやってもらう
ことです。
しかし、評価者には期待できませんし、仕事を与えても「気に入られ上手=甘え上手」です。
そんな方は「人の力を借りる」ことができるため、あまり対策になりません。
妬む気持ちがあるのであれば、
- 評価者が変わるのを待つ
- 同じように気に入られる努力をしてみる
のも良い方法です。
暇な人
最後に、「暇な人」について紹介します。
暇な人には2種類のタイプがあります。
それは
- 時間が有り余って暇な人
- とても忙しいけど暇だと言う人
のタイプです。
前者は本当に暇な人です。
後者は本当はとても忙しいけれども、
- コミュニケーション
- 信頼関係
- ブランディング
等の理由から「暇です」と言い続けています。
「暇な人」が仕事ができるということにはなりませんが、
「暇です」という人は、皆から頼られ優しく仕事ができる優秀な方かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は仕事ができる人と出世する人について解説しました。
どちらも一朝一夕でなれる訳ではありません。
しかし、考えてしっかりと行動していけばゴールへ近づいていけます。
出世に興味がない方は、周りの方がどのようにして仕事に取り組んでいるか人間観察してみて下さい!
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