「その中に何が入ってるんですか?」
通勤の時に多くのビジネスマンが持っている、長い紐で肩から下げられている大きな黒いカバン。
彼らの必需品ですが、いつもそのように聞きたくなります。
あなたもそんな方を見かけたことがあるのではないでしょうか?
もしくはあなた自身がお持ちでしょうか?
今回はそんな肩掛けカバンを使用している方へ、ファッションの観点から見た印象をお伝えしていきます。
それを踏まえて、肩掛けカバンに関する
- 種類
- メリット・デメリット
- 改善方法
を紹介していきます。
最後までご覧頂くと、以下の点が変化してショルダーバッグとの付き合い方がわかります。
- 人から見られた印象がわかる
- 機能性や効率性が理解でき、使い方の幅が広がる
- 改善点を発見でき見た目が改善され、自信に繋がる
より一層素敵な大人を目指しましょう!
肩掛けカバンとは
名前の通り、
肩から掛けるタイプのバッグのこと
を指します。
通常、斜めがけや腰に下げるバッグよりも、肩掛けカバンは収納力があります。
なので、旅行や遠征など、長時間持ち歩く際に便利だとされています。
また、手に持つタイプのハンドバッグと比較して、肩掛けカバンは負担がかかりにくいです。
そのため長時間使用しても疲れにくいという利点もあります。
種類・素材
- ショルダーバッグ
- メッセンジャーバッグ
- クロスボディバッグ
など様々な種類があります。
素材も、
- 革
- キャンバス地
- ナイロン
- 合成皮革
など多彩です。
デザインもシンプルなものから、カラフルなもの、個性的なものまで幅広いバリエーションがあります。
ビジネスシーンで使用されることが多いものは総称として「ビジネスバック」といわれます。
今回はそんなビジネスバックの中でも「肩掛けカバン」について解説していきます。
持っている方の特徴
持っている方の共通点は、
中堅以上の年齢で生産性を意識していない方
という傾向があります。
若手職員は「リュック」の方が最近では多い印象です。
生産性のあるビジネスマンは見た目に合うブリーフケースと呼ばれる鞄や、機能的なリュックを使用されています。
- 太っている
- 疲れている
- 清潔感がない
ビジネスマンがよく使用している印象が強いです。
メリット・デメリット
メリットとしては圧倒的な「収納力」が挙げられます。
書類やパソコンはもちろん、ポケット機能も充実している為、筆記用具やポケットティッシュ、水筒など多くのものが入るのが魅力です。
学生が利用している「スポーツバック」であれば肩掛けカバンとして
- 収納力
- 耐久性
- 使い勝手
などを考慮していて最適な鞄かもしれません。
しかし、ビジネスシーンで肩掛けカバンは最適解とは程遠い存在です。
デメリットを5つ解説します。
格好悪い
総合的に格好良くありません。
上品さや気品はありませんし、だらしなくさえも見えます。
上述したようなスポーツカバンのように「スタイリッシュ」に持てば話は変わってきます。
しかし、一般的に肩掛けカバンを利用しているビジネスマンは「スタイリッシュ」なイメージがありません。
清潔感も見られない為、見た目の良さはあまりありません。
物が入りすぎる
「収納力」が売りではあるものの、沢山のものが入り過ぎてしまいます。
先ほどもお伝えしたように、荷物でパンパンのカバンは「スタイリッシュ」ではありません。
清潔感もありません。
また、肩掛けカバンは紐が一つしかなく、肩への負担が大きいつくりになっています。
軽減方法も気持ち程度の「パット」があるかないかです。
重たい鞄は身体への負担になってしまいます。
紐が長い
利用しているビジネスマンの多くが、カバンを下半身辺りまで下げて使用しています。
それだけの紐の長さはだらしなく見えてしまいます。
そもそもの作りとして設計上長くなっています。
最適な長さで使わなければ、肩からずり落ちる可能性も上がってしまいます。
大きくて場所を取る
電車の中やオフィスで大きいカバンは邪魔になります。
収納力が売りである肩掛けカバンは大きいサイズのものが基本です。
そのため、満員電車では存在感を発揮しています。
重たいカバンを網棚に乗せるのは、
- 危ない
- 面倒
- 重たい
ので床に置くと場所を取ってしまいます。
そうすることで他の方への迷惑にも繋がってしまい、大きなデメリットになってしまいます。
とにかく格好悪い
本当に美しくありません。
ではなぜ肩掛けカバンを使用しているのでしょうか?
それは
- 気にしてない
- わからない
- 以前からの名残り
だと思っています。
改善方法【大人の男性に相応しく】
ではどうするべきでしょうか。
大人の男性に相応しいカバンの持ち方を解説していきます。
荷物を減らす
真っ先に改善すべきはカバンではなく、その中に入っている荷物です。
肩掛けカバンに限定した話ではありませんが、そんなにカバンに入れる物がありますか?
- 会社に泊まりに行く
- 出張
- 何かのイベント
などであれば話は変わってきます。
しかし、会社の往復であればそこまでの荷物は必要ないのではないでしょうか。
パソコンを入れているならリュックにしましょう。
書類が多いのならタブレットを導入するか、減らして下さい。
様々な状況が考えられますが、
- その日に自宅から持って行く
- 会社から自宅へ持って帰らなければならない
ものは少ないはずです。
「もしものため」など心配になる気持ちはわからなくなりませんが、万が一が起こっても大抵コンビニなど出先で購入できます。
起こる可能性が年に数回程度であれば、その為に荷物を増やすのはやめましょう。
カバンを変える
荷物が減ったら最低限運ぶ物を考えましょう。
今はスマホが財布代わりにもなるので、手ぶらで出勤されている方もいます。
どうしても持って行く物があるのであれば、カバンをブリーフケースやリュックに変えましょう。
様々なカバンが売られています。
価格も手頃で、負担が少ないと評判なのが無印良品のリュックです。
このリュックはパソコンなどの一般的な物を運ぶのも適しています。
またスーツケースの上に乗せる為の固定できる紐や、肩紐を外さなくても取り出せるサイドポケットや、撥水性などの機能面も備えています。
特に注目な点が、特許申請しているという方の負担を軽くするという構造です。
是非肩掛けカバンを使っている方は、このリュックへの買い替えをオススメします。
紐を短くする
- 沢山の荷物を運ぶ必要がある
- 愛着がある
- 買い替える必要がない
と感じるのであれば、せめて紐を短くしてスタイリッシュにしましょう。
長い紐はやはりルーズに見えます。
大抵の方はお尻辺りにカバンがあります。
その長さを腰辺りにまで変え、斜めに掛けるようにしましょう。
そうすると背中の腰辺りで収まり、見栄えが良くなります。
ただスーツはボタンやネクタイなどがあるのであまりオススメはできません。
夏のポロシャツや、ジャケットを着ないワイシャツだけの場合はスポーティな印象を与えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
是非これを読まれている方がお持ちであれば良い機会です、変えましょう!
身近な方が使っているという方は、是非提案してあげて下さい。
もしくは違うカバンをプレゼントしてあげて下さい。
変えることで印象が大きく異なりますし、おじさんという印象がなくなります。
私はあまり流行りに乗るのが好きではありませんが、
- 生産的でないもの
- 効率的でないもの
- 格好悪いもの
はもっと好きではありません。
愛着のあるカバンかもしれませんが、これを機会に買い替える検討をしてみて下さい。
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