子どもと一緒に買い物へ行く時や車での移動時間に何をしていますか?
多くの方はスマホで動画を見せたり、テレビを見せたりして時間を過ごしているのではないでしょうか。
そういった子どもにとって退屈な時間をどうやって過ごすべきか、多くの方が悩んでいます。
今回はそんな子どもにとってつまらない時間を楽しい時間にする方法をご紹介します。
動画やテレビを見せる事に罪悪感があった方は必見です!
退屈な時間
まず初めに、子どもにとって退屈な時間とはどんな時をいうのでしょうか。
遊び回っているイメージのお子さんですが、ふとした時に退屈そうにしています。
大人が
- スマホを触っている時
- 会話をしている時
- 買い物をしている時
基本的には大人が何かをしている時に子どもは遊んでもらえず、構ってもらえず退屈になってしまいます。
動画やテレビ
そんな時間を助けてくれるのが動画やテレビです。
私たち大人も好きですが、子どもも映像を見る事は大好きです。
子どもが動画やテレビを見ている時、大人しくしてくれます。
これが1番のメリットでしょう。
買い物の最中や店員さんと話している際に走り回られたら困ります。
映像を見ている時の子どもは
- 静かに
- 座って
- 長い時間
過ごしてくれます。
これ以上ない退屈凌ぎでしょう。
罪悪感
動画やテレビを見せる事は決して悪いことではありません。
それは勘違いしないで下さい。
なぜなら大人が毎日の様に見ているからです。
それだけ楽しいコンテンツを見たいというのは子どもも同じです。
しかし、親として
もっと良い方法があったら
という罪悪感はあるのではないでしょうか?
子どもには少しでも良い
- 教育
- 環境
を整えてあげたいと思うのは当然です。
しっかり向き合う
大前提として、子どもと向き合う頻度を増やす必要があります。
どうしても
- 仕事や家事
- スマホなどの余暇
- テレビを見ている
と子どものことを無視したり、適当な扱いをしてしまったりします。
子どもが少しでも疎外感を感じないように工夫することがとても大切です。
特に
未就学児の子どもへは一緒にいる時間を増やしてあげる
ことがその後の人生においても大きく影響するといわれています。
少しでも自分の時間を減らして子どもとの時間を優先しましょう。
How to Do it
では、具体的にどのようにしたら良いのでしょうか。
遊び方や接し方、親のするべき姿勢についてご紹介します。
移動中
車や電車、歩いている最中でさえ、移動時間というのは子どもにとっては退屈な時間です。
ポイントは
- 言葉遊び
- 手遊び
- 見える物
を活用します。
言葉遊び
様々な方法がある言葉遊びです。
年齢に合わせた遊び方をしていきましょう。
しりとり
誰もが知っているしりとりです。
単純ですが効果があります。
特に3歳程度の小さなお子さんにとって、言葉の勉強にもなるのでオススメです。
大人は簡単な言葉を選び、楽しく続けることを意識しましょう。
クイズ
クイズや謎々の本を借りてきても良いですが、小さい子どもには少し難しいです。
ここでは「家族」のことをクイズにしましょう。
新たな発見にもなり、家族のことを改めて理解する良い機会です。
お話しをする・聞く
言葉遊びでもありませんが、
子どもに話しをしてもらう → 大人が話しを聞く
事も大切です。
普段からしていますが、改めて
- 保育園・幼稚園のこと
- 楽しかった・嬉しかったこと
- 怖かった・悲しかったこと
など聞いてみましょう。
重要なことは大人がしっかりと質問して、話しを聞いてあげる事です。
子どもが上手に話せる様に質問・誘導してあげることが大切です。
手遊び
電車内に限られてしまうかもしれませんが、手遊びもとても良い時間の過ごし方です。
- アルプス一万尺
- ずいずいずっころばし
- お煎餅焼けたかな
- 親指を上げ下げして、数を当てるゲーム(名称は各地で異なりますよね?笑)
- あっち向いてホイ
など、私達が小さい頃から遊んできた遊びが沢山あります。
子どもが保育園・幼稚園で教わってきます。
一緒になって楽しみましょう。
子どもは大人に聞いて欲しい・伝えたいという気持ちが強いので受け入れてあげましょう。
見える物
移動中は様々な物・景色が見えてきます。
地下鉄であっても車内広告や電光掲示板に様々な情報が流れてきます。
それらを使って遊びにしてみて下さい。
- 赤色を5つ見つけて!
- あそこには何て書いてある?
- 窓から見えたものを教えて!
車の高速道路を移動している際など、適さない場合もあるので臨機応変に試してみて下さい。
会話中
様々な状況が考えられます。
今回は
- 役所や病院
- 車や保険の契約
- 在宅勤務などの仕事
など真剣に会話している最中を想定します。
ここで役立つのが道具遊びです。
道具遊び
スマホも当然道具に含まれますが、今回はスマホ以外でご提案します。
お絵描き・折り紙
初歩的な方法ですが、効果は絶大です。
最大のメリットは、用意をし忘れてしまった場合でも「紙とペン」さえあればできることです。
どんな場合でも紙とペンは店員さんが持っています。
飲食店であればナプキンに書くなど工夫しましょう。
ただ何をお絵描き・折り紙すべきか迷っていたら、
- キリンさん書いて!
- 保育園で習った紙飛行機を作って欲しいな!
などテーマを決めてやらせて上げましょう。
大人の期待に応えようと一生懸命取り組んでくれるはずです。
絵本
本を持参して、読んでいてもらう方法も効果があります。
しかし事前の準備が必要で、急な予定の場合には困難でしょう。
最近では100円ショップで小さい子向けの絵本が販売されているので活用してみて下さい。
番外編
最後に「お母さんだけが買い物をしている」様な場合に、お父さんと二人でどうやって過ごすべきかご提案します。
逆の場合など状況は様々ですが、誰であってもできる内容になっています。
お父さんの子どもへの接し方については、以前まとめた記事があるのでそちらをご覧ください。
身体遊び
ショッピングモールやスーパーなど様々な状況が考えられます。
これらの場所に共通しているのは
- 人が多い
- 周囲には沢山の物で溢れている
- 床にデザインが施されている
これらを使って人に迷惑がかからない程度に遊びましょう。
- 床の線やタイル・模様を使って「どんジャンケンポン」「特定の色だけを踏む一本橋」
- 牛乳を宝に見立てたり、他のお客さんを怪獣に見立てぶつからないように「冒険ごっこ」
- 範囲を決めてラックにかかっている洋服に隠れる「かくれんぼ」
- 子どもを乗せたカートで「ゴーカート」「メリーゴーランド」
- どちらが早く見つけられるか「買い物競争」「色おに」
これだけ沢山の方法で子どもと接することができます。
しかし、度が過ぎると周りの方の迷惑になります。
それについては大人がしっかりと制限して遊んであげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は子どもが退屈な時間を有意義に過ごすための具体的な方法に関してご紹介しました。
普段からスマホばかりに頼っている方は是非一度試して下さい。
子どもも目を輝かせながら遊んでくるはずです。
あなたの感想を楽しみにしています。
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