デートの際に男性が行うエスコート。
クールにスマートに行うその振る舞いは紳士的な代表行為です。
好きな男性のタイプで紳士的な人を挙げる女性も多いです。
このエスコート、紳士的な行動は、誰も教えてくれません。
学校ではもちろん、親も教えてくれる方は少ないです。
今回はそんな振る舞いとして、紳士的にするにはどうしたら良いかを紹介します。
心構えだけでなく、具体的な振る舞いもいくつか紹介します。
主に男性に向けた振る舞いですが、女性の方も参考にして下さい。
紳士的とは
そもそも「紳士的」という言葉の意味をご存知でしょうか?
紳士的というのは
- 品格があって礼儀正しいさま
- 相手の立場を尊重するさま
のことを指します。
つまり、
- 品格
- 礼儀正しさ
- 思いやり
を備えている方が「紳士的」といえます。
では、それぞれの要素はどんなことをいうのでしょうか。
品格
品格とは
「その人やその物に感じられる気高さや上品さ」
です。
具体的には
- 洋服が綺麗で、化粧や髪型が整っている
- 背筋が伸びていて、胸を張っている
- 良い香りがして、体臭に気を配っている
方です。
品がある方に共通している点は、その見た目や行動に対して上品さが伴っている事です。
礼儀正しさ
これについては言葉の通りでしょう。
見た目に関するものとは違って、気持ちや態度が礼儀正しさを表します。
例えば
- 店員さんに丁寧な態度で接する
- 退店する際に、テーブルの上を片付ける
- 些細なことにもお礼を欠かさない
方が該当します。
礼儀正しさが備わっている方は、コミュニティに属していたり、生活環境で身につけていたりと以前からできている方が多いです。
かといって、意識するだけでいつからでも備えられる事ができるので、もっとも身につけやすい事も忘れてはいけません。
思いやり
見た目や意識だけで変える事ができない素質が「思いやり」です。
人は自分が一番です。
それを越えて
- 相手のこと
- 他人のこと
- 社会のこと
をどのくらい思いやれているかが、行動・振る舞いに現れてきます。
思いやりについては正解や限度がありません。
サービスを提供しているお店がホスピタリティを重んじていることと同様です。
相手のことを思いやれている方は、紳士的でエスコートも得意な方です。
以上3つの要素を兼ね備える事ができれば、紳士的だと思われるようになります。
学び方
紳士的になるためには、その行動や振る舞いをどこで学ぶことができるのか。
考えられる方法を3つ紹介します。
教えてもらう
学校の先生は教えてくれません。
そもそもそれを知っている方に教えてもらわなければいけません。
それを知っている方の代表例が「お父さん・お母さん」です。
お父さんはデートを成功させてお母さんと結婚しています。
その際のノウハウを教えてもらいましょう。
された側であるお母さんも、こんなことされて嬉しかった・ときめいたなど意見があるはずです。
少し恥ずかしいかもしれませんが、自ら聞いてみましょう。
重要なことは、
待っていても誰も教えてくれない
という事です。
なぜならエスコートは日常的に指導をし辛いタイミング、環境で行われるからです。
食事中のマナーであれば教えてもらえるかもしれませんが、女の子とデートをしているのを両親が見守る事ってないですよね?笑
自ら「知りたい」と思ったら、積極的に聞いて教えてもらうようにしましょう。
参考にする
これは、教えてもらうのが恥ずかしい方には良い方法です。
つまり、
本や漫画を読んだり、映画やドラマ・アニメを見たりして、その登場人物の行動を参考にする
方法です。
漫画やドラマは人が考えています。
人気が出る為には多くの方が共感できる・面白いストーリーである必要があります。
その場合、女性読者・視聴者に好感が持てる内容を作家や脚本家の方々は考えています。
そこには紳士的な振る舞いやエスコートが描かれる・盛り込まれています。
そのような作品からヒントを得る事は多いです。
注意すべきことは、恋愛ものに限られる点です。
少年漫画を読んでも紳士的な振る舞いが描かれている可能性は低いです。
ミステリー小説を読んでも参考になることは少ないでしょう。
考え方は参考になるかもしれませんが、それであれば自己啓発本でも良いですよね?
少女漫画や、恋愛映画を見て男性キャラの紳士的な行動を参考にしてみて下さい。
また、他の方がやっている振る舞いが参考になるかもしれません。
良い先生は街中にいます。
経験する
最も良い学び方が、この経験する方法です。
実際に
- デートしてみて
- 色々試してみて
- 相手の反応を見て
- 何が喜ばれるのか理解して
学んでいきます。
経験したことは中々忘れません。
数をこなすことで自分への自信も付いてきます。
経験をするまでには、様々な障壁を乗り越える必要があります。
- 出会い
- 見た目
- デートの約束
- 場所の選定
- コミュニケーション
それらの一部を他の記事で紹介しているのでご覧下さい。
女性に喜ばれるエスコート3選
ここまで概念を述べてきましたが、ここからは具体的なエスコートの仕方をお伝えします。
とても一般的な
- 車道側を歩く
- ドアを開けてあげる
は除外しています。
正直、大きな効果が期待できない事が理由です。
ただ、上記の二つは行わないと大きな減点となるので気を付けましょう。
上座へ誘導する
これも比較的一般的です。
飲食店へ行った際に、女性をお店の奥側へ座らせてあげます。
テーブル席であれば、ソファ席かもしれません。
意識して欲しいことは、
店員さんと会話をするのは自分
という事です。
最近では「QRコード」で注文をするお店も多いです。
かといって、奥の席を譲らない理由にはなりません。
店員さんとの距離が近い方が
- 料理を受け取れる
- お願いをしやすい
- お会計を受け取れる
- 空いた皿を受け取ってもらえる
- 余計なものが視界に入らない(女性の後ろが壁の場合)
などメリットがとても多く、主導権を握ることができます。
女性だけでなく、先輩等の目上の方と行った際にもそのように誘導しましょう。
譲り合いが始まってしまった際は、
- イスが好きだから
- 店員さんが可愛い子で話したい
- 私が上座に座るなんて100万年早い
など面白いことを言って席をしっかりと譲りましょう。
自分が先輩であれば、上座に座るように率先しても良い程です。
エスコートの代表例ですが、これができない方はレッテルを貼られてしまうので必ず意識しましょう。
エスカレーターは低い位置へ
これができている男性は少ないので、できるようになれば大きなメリットです。
エスコートとしてはそのまま女性を先に誘導してしまいがちです。
しかしエスカレーターには高低差があります。
上る時は良いですが、下る時は男性が先に乗ることが大切です。
基本的に男性は女性よりも背が高いです。
下にいることで、
相手を守りつつ、目線を少しでも近くする
ことを意識して下さい。
転倒することはほとんどありませんが、女性に安心感を与えることができます。
目線が近いことで距離を感じず、コミュニケーションが図りやすいです。
少しエスコートとは異なりますが、
エスカレーターに乗っている際は、横を向いてコミュニケーションを図る
ようにして下さい。
前を向いていると素っ気なく、完全に後ろを向いてしまうと危ないです。
ベルト側を背にして会話ができるように、横を向くのがベストです。
電車は「隅」で守る
これもできている方が少ない、電車に乗る際のエスコート方法です。
座席が空いている場合、女性に端の席に座ってもらいましょう。
その隣に座ることで、女性を他の人から守ることが可能です。
端の席を好む方も多く、他の方との接触を避けることで大切な方を守れます。
座れない場合は、ドア付近の座席側面のスペースに誘導しましょう。
- 寄っかかることができる
- 他の方から守れる
- 女性だけを見ていられる
- 出入りの妨げにならない
これだけのメリットがあります。
混んでいる場合でも、漫画の様に背中で守ってあげられます。
是非空いている場合は、上記の場所に誘導してあげてください。
まとめ
紳士的な行動=エスコートの具体例を3つ紹介させて頂きました。
少し長くなってしまいましたが、身に付けられれば好感を得ること間違いありません。
紳士的な方を好む女性は非常に多いです。
これらの方法以外にも考えればエスコートできることは沢山あります。
日頃から相手が何をされたら嬉しいかを考えてみて下さい。
きっと紳士的な振る舞いができるはずです。
実際に体感してみたい、直接聞いてみたい方はコメントよろしくお願いします。
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