【0〜5歳】父親の子どもへの接し方

Childcare

以前は亭主関白という言葉がありました。

現代ではイクメンや主夫などという言葉があるくらい父親の育児参加は変わってきています。

ただ女性と違って不器用な男性が多く、お父さんだけ仲間外れなんて事も多いのではないでしょうか。

そんな全国で育児を頑張っているお父さんに、普段の生活に活かせるヒントを提供します。

子どもへの接し方に迷っている、どんな態度で臨もうか悩んでいる方は必見です。

母親と父親

前提として、世の中のお父さん達に厳しい現実を突きつけます。笑

それは

子どもにとって母親が一番

ということです。

どんなに子どもの事を愛していて、どれだけ熱心に子育てに参加しても変える事ができない現実です。

母親

赤ちゃんの産みの親である「お母さん」は妊娠、出産、授乳という大役を担っています。

お腹を痛めて産んだ子なんだから

という表現を聞きますが、自分の子に対して一番当事者意識があるのは、お腹に我が子を宿していた母親に違いありません。

そんな母親に子どもが甘える・懐くのは当然の事です。

どの動物であっても母親が一人前になるまで子の面倒を見ています。

私たち人間にとっても、子にとって母親が一番身近な存在である事は間違いないでしょう。

父親

父親というのはとても難しい存在。立場です。

子どもが母親ほど懐いてくれるわけでもなく、嫌われやすいのが一般的です。

どれだけ努力をしても、子が泣いた時に指名が入るのは「お母さん」です。

ただ、そんなに悲観的にならないでください。

父親にも「お父さん」としてのとても大事な役回りがあります。

それが「サポート」です。

母親が子育ての「主役」であれば、父親は「名脇役」に徹するべきです。

特に子どもが乳児の時は、子どもへのサポートというよりは母親である「奥さん」へサポートしてあげる事が大切です。

お父さんは最高の友達

相応しい形

名脇役とはいえ、いつまでも「脇役」なのは嫌ですよね?

私は嫌でした。笑

乳飲み子ではなくなった辺りから、子どもに対して「友達」のように接するようになりました。

よく公園で見守ったり一緒に遊んだりしているお父さんがいます。

そのように父親は子どもにとっての「良き遊び相手」であるべきです。

お父さんが公園で一緒に遊ぶ事が相応しいわけではありません。

お互いで話し合い、得意な方がやるべきです。

一般的に父親の方が肉体労働が多く、母親が家事を担当する事が多いです。

しかし最近では

  • 料理をするお父さん
  • 夜遅くまで働くお母さん

も一般的なので、夫婦で相談してそれぞれに合った役回りをして下さい。

我が子を対等とみなす

漫画ワンピースの主人公「ルフィ」をご存知でしょうか?

彼は8歳の子どもに対して、一切甘やかす事がありません。

常に対等に真剣に向き合っています。

そんな彼の姿勢は父親がとるべき子どもへの姿勢によく似ています。

わざと負けてあげたり、甘やかしたりするのではなく、子どもと真剣に向き合い、時にはぶつかりながら成長をサポートしてあげて下さい。

特に女の子のお父さんは可愛いあまり溺愛して甘やかしてしまいがちです。

甘やかさずに自分のことは自分でするようにしてサポートしてあげましょう。

保育士である妹が、私の娘に対する態度を見てすごく良いと言っていました。

対等な関係を築く為のポイントは別の記事で紹介しています。

将来的に舐められない為にも笑、最高の友達・最高の遊び相手になりましょう。

身体を使って遊ぶ

男性は女性よりも運動能力が高いです。

そのアドバンテージを活かして、身体を使った遊びを積極的にやってあげましょう。

子どもは一緒になって走ったり遊んだりしてくれるお父さんが大好きです。

公園や家の中でも積極的に身体を動かして遊びましょう。

この記事では家の中でもできる具体的な遊び方を5つ紹介します。

  1. ハイジャンプ
  2. ジェットコースター
  3. メリーゴーランド
  4. バランスゲーム
  5. モンキーベイビー

各遊びの名前は勝手に考えました!笑

なのでお子さんと遊ぶ際には呼びやすいように・興味を惹くように変えてあげて下さい。

ハイジャンプ

「高い高い」の上級者版といった遊びで、お子さんを天井に向かって投げ飛ばします。

  1. 子どもはしっかりと床に足を付けた状態でお父さんの前に後ろ向きで立つ
  2. お父さんは足を広げて中腰でお子さんの脇を持つ
  3. 「3,2,1」とカウントダウン
  4. 天井に向かって放り出す

小さい時は上手にジャンプができません。

ジャンプの感覚を養う意味でしてあげましょう。

地面に足を付け膝を曲げてジャンプする。

お子さん自身でジャンプするイメージが大切です。

天井に触れるか、両手が届くかと難易度を変えて遊びましょう。

言うまでもありませんが、放り出した後は必ず捕まえてあげて下さい。笑

ジェットコースター

お子さんを抱き抱えて・掴んで走り回る遊びです。

  1. 子どもを体育座り(おやま座り)させる
  2. 子どもの後ろから膝裏に両手を入れ、抱き抱える
  3. カウントダウン後に離陸
  4. 縦横無尽に走り回る

家の中でやる場合は床や物に十分気をつけましょう。笑

子どものお尻を壁や床にぶつけたり、身体を横向きにしてあげると楽しさが倍増します。

一つ難点があります。

とても疲れます。笑

お子さんはとても楽しくて何回もやって欲しいと求めますが、お父さんが連続してできません。

連続してやって欲しい時は、お母さんにやってもらいましょう!

メリーゴーランド

最も一般的かもしれませんが、お子さんを持って回る遊びです。

  1. 子どもの脇を持つ
  2. カウントダウン後に回り始める
  3. 上下に動かす

我が家では両手を掴んで回していましたが、見ている人から「腕が外れそう」と心配な声があったので脇を掴む様にしています。

回転するので三半規管を鍛える効果があります。

お父さんも一緒に回るのでお子さんと一緒に三半規管が鍛えられます。

バランスゲーム

バランスをとって落ちないようにする遊びです。

  1. お父さんが椅子に座る
  2. お子さんがお父さんのモモの上に立ち、バランスを取る
  3. お父さんは様子を見ながら縦横に揺らす

何秒立っていられるか数え、10秒越えたら勝ちとします。

この遊びでは、お子さんの平衡感覚を養う事ができます。

他にも

  • バスタオルや座布団に立たせて、それを左右に引っ張り落ちないようにする
  • タオルなど落ちにくい物を頭に乗せて、端から端へ歩く
  • 線に沿って平均台の様に歩く

など、様々なバランスゲームをやってみて下さい。

モンキーベイビー

お子さんがお父さんに抱き付いて、落ちないようにする遊びです。

お父さんが

  • 四つん這いになった背中
  • 力こぶのポーズの腕
  • 立った状態での足
  • おんぶ

にお子さんがしがみ付きます。

身体を揺らしたり、歩いたりしてレベルを調整しましょう。

他にも腕立て伏せをする際にお子さんに乗ってもらうと、

  1. 子供は楽しい
  2. 筋トレもできる

ので一石二鳥です!

とても大変ですが。笑

まとめ

父親の子どもへの接し方に正解はありません。

どのように接していても、沢山の愛情に勝るものはありません。

精一杯愛してあげましょう。

沢山の愛を注いだ上で、悩む事があればこの内容を思い出して下さい。

あなたのお子さんにとって、お父さんはあなただけです。

理想のお父さんになりましょう!

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