以前の記事で【恋愛やビジネスで使える心理テクニック 20選】〜 前編 〜をご紹介しました。
前編をまだご覧になっていない方は、そちらも併せてご確認ください。
今回は後編ということで「接点の高い相手に対して有効なテクニック」を8個ご紹介します。
前編は活用方法が限定的だと感じた方も、後編では恋愛・ビジネス以外の日常でも活用することができるテクニックをご紹介します。
最後までご覧いただくと
- どんな心理テクニックがあるかがわかる
- 普段の生活で使われているテクニックがわかる
- 実際に恋愛やビジネスにおいて活用できる
様になります。
是非これを機に学んでいただき、日頃の生活に活かしてみてください!
心理テクニックとは
先程から何度も出ている「心理テクニック」という言葉。
簡単に言い換えると
人の心理(気持ち)を変える言動
のことをいいます。
言葉や行動、見せ方など様々な方法で人の心理に影響を与えます。
活用することで
この心理テクニックは、私たちの日常でも多く利用されています。
- 購買意欲向上
- 好感を抱かせる
- 納得感を持たせる
様々な方法で活用されています。
特に
- 人間関係構築・恋愛
- 営業トーク
- 広告・マーケティング
など様々なコミュニケーションの場で大きな効果を発揮しています。
接点の高い相手に対して有効なテクニック
ここから具体的な心理テクニックを紹介していきます。
接点の高い相手に対して有効な心理テクニックです。
例えば
- 恋人になりそうな人・恋人にしたい人
- 先輩・上司
- もっと仲良くなりたい人
に対して効果的な手段となり得ます。
一つずつ確認していきましょう!
ミラーリング効果
人が自分と同じような行動を取る人を見ると、親近感を抱くことをミラーリング効果といいます。
相手がグラスを持ち上げたと同時に、あなたも鏡(ミラー)と同じ様に相手と同じ行動を取ります。
そうすることで、相手との距離が縮まりやすくなります。
恋愛ではよく使われているテクニックですが、やり過ぎると単純に「不自然」になります。
あまり劇的な効果も感じにくいので、心に留めておく程度で良いテクニックです。
類似性の法則
自分と似ている人、似た経験を持つ人に好感を抱くという法則です。
法則というほどではないかもしれませんが、相手に「共感」されると親近感を抱きます。
共通の
- 趣味
- 価値観
- 境遇
を持っている相手とは仲良くなりやすいです。
ビジネスシーンでも、あなたと出身地が同じだけで仲良くなれる気がしますよね?
相手にあなたの情報を伝えることも、非常に大切なテクニックになります。
ラベリング効果
「あなたは〇〇だ」と、相手にラベル(レッテル)を張ることで、行動を促す心理効果です。
例えば「あなたはまとめるのが上手だからリーダーに向いている」といわれたら、チームリーダーを引き受けてしまいませんか?
上司から「〇〇さんは仕事が早いから頼りにしちゃうんだよね」と伝えられたら、頼まれごとも断りにくいですよね?
人には期待に応えようと努力する性質があります。
恋愛においても
- いつも面白いですね
- 全然人の悪口言わないよね
- 笑顔が素敵だね
と相手に伝えると、そんな自分でありたいという効果がはたらきます。
ポジティブだけでなく、ネガティブなことでも「反発」して行動を促すことができるかもしれませんが、活用には気をつけましょう。
ピグマリオン効果、ホーソン効果
ピグマリオン効果は期待されることで成果が上がる心理効果です。
対象は「相手」になっています。
ホーソン効果は期待に応えたい気持ちから能力が向上する心理効果です。
対象が「自分」になります。
- ピグマリオン効果によって、相手から期待され
- ホーソン効果で期待に応えたい気持ちが働き
- いずれの効果でも成果が上がる
という仕組みです。
期待されること、期待することは、あなたにも相手にも良い効果が促されます。
相手から期待される様にしつつ、プレッシャーにならない程度に相手に期待していきましょう!
ウィンザー効果
直接本人に伝えるよりも、第三者を通して伝わった情報の方が信憑性が高まるという心理効果です。
よくあるものとしては直接「可愛い」といわれるよりも、「〇〇君が可愛いって言ってたよ」と友達に言われた方が嬉しくなります。
言った対象は同じですが、第三者を通じて言われる方が「冗談」ではなく真実味が増します。
なぜなら、そんなこと冗談では言わないからです。
これを上手く利用して、話好きな第三者に色々と伝えておくと、相手に良い結果として伝わるかもしれません。
また、恋愛においては意識させることが可能です。
「あなたのことを〇〇さんが好きだって!」
そんなこと言われてしまったら気にならない男子はいないでしょう。
一人ではできませんが、友達や先輩に手伝ってもらいながら効果的に活用していきましょう!
吊り橋効果
危険をともに経験した相手に親近感を抱く心理効果です。
「苦楽」を共にした相手にも親近感を抱きます。
これは前編で紹介した単純接触効果によるものですが、吊り橋効果は異なります。
吊り橋効果は、不安や緊張から引き起こされたドキドキする感覚を「あなたが好きだからドキドキしている」と錯覚する心理効果をいいます。
つまり「勘違い」を利用するテクニックです。
吊り橋はあくまでも例えなので、
- ジェットコースター
- お化け屋敷
- 空中散歩
ドキドキするような場面で有効なテクニックです。
以下のようなビジネスシーンでドキドキする方もいるかもしれません。
- プレゼン
- セールス
- 会議運営
これらのシーンでは対象が曖昧で、ドキドキしているのはあなただけの可能性もあります。
ビジネスシーンでは、活用が難しい効果かもしれません。
開放性の効果
人は相手のプライベートな一面を知ることで、親近感を抱くことがあります。
例えば、あなたが何も明かさない秘密主義なタイプだとします。
そんなあなたが、コンビニでスイーツを買っているところを後輩が見ていました。
そしたら、プライベートが謎に包まれているあなたの素性が少し知れたと後輩は仲良くなれた気がするはずです。
そこからスイーツの話になるかもしれませし、それだけで距離がグッと縮まります。
他にも
- 家庭の話
- 趣味
- 休日の過ごし方
など様々なプライベートがあります。
恥ずかしいと思いますが、少しずつ開示していくと相手も親近感を抱いてくれるはずです。
特にビジネス上の相手では、プライベートのことを話す機会が限られています。
仲良くなりたい相手には、プライベートな質問をしてみたり、伝えたりすると良い結果を生むかもしれません!
ゲインロス効果
最初にマイナスの印象からスタートすると、後にプラスの印象が見えたときプラスの印象を大きく感じる心理効果です。
一般的には「ギャップ」とも言われています。
- クールそうな方が動物好き
- いつもふざけている方が緊急時に指揮を取っていた
- 寡黙な方の歌がとても上手だった
それだけで、普通の人がするよりも驚かれ印象がとても良くなります。
これは相手に与える印象が「衝撃的・予想外」だったことに関係しています。
恋愛で、この効果はとても有効的に働きます。
ビジネスでも有効ですが、マイナスの印象を与えていると挽回するのが難しい傾向にあります。
意識的にこの効果を活用しようとはせず、たまたま活用できていたらラッキー程度に考えましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は【恋愛やビジネスで使える心理テクニック】の後編をご紹介しました。
前編と後編合わせると20個のテクニックになります。
中には意識せずに使っていた心理効果もあったのではないでしょうか?
しかし、知っているのと知らないのでは、あなたの人生が大きく変わってきます。
- 消費が抑えられる
- 冷静になれる
- 活用してあなたの理想に促せる
既に世の中では、これらのテクニックを利用したものが数多く存在します。
心理的に操作されるのではなく、理解した上であえて乗っかる。もしくは活用する側になる。
この記事を最後まで読んで下さったあなたは、そのくらいの心持ちで臨んでみてください!
AlWithでは、心理テクニックを活用したコミュニケーションをご紹介しています。
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